NHK放送コンクール優秀賞 中井さんインタビュー

朗読優秀賞中井さんインタビュー


高校生がアナウンスや番組制作などの技術を競い合う
「第70回NHK杯全国高校放送コンテスト」の奈良県大会が、6月11日、橿原市の県社会福祉総合センターで開かれました。

朗読部門優秀賞に選ばれた、
3年生の中井青空さんにインタビューしてきました!

自信はありましたか

中井: 予選に臨んだ時は自信がありましたが、予選後の休憩中、自信が全てなくなってしまいました。休憩後、本戦出場者が発表されましたが、自分の名前が一番最後に載っていたことに気づかず、あぁダメだったと思っていたら、後輩が「そら先輩!ありましたよ!」と教えてくれました。驚きすぎてお腹が痛かったです。

朗読部門に出場したのはなぜですか

中井:将来声優になりたい夢があって、そのためにはまず基礎が大切だと考え、1、2年生の時はアナウンス部門に出ていました。今年はどうしようかと考えましたが、やはり将来の夢のために「感情を込める」ということをやってみたいと思い、今年初めて挑戦しました。

今後の夢、目標は何ですか

中井:進学先が決まっているのですが、そこで確実にプロの声優になるというのが近い目標です。プロにならないと始まらないので、まずはプロです。

憧れている、尊敬している人はいますか

中井:杉本るみさんです。誰でも聞いたことがあるお声の方で、すごく長く声優をされています。おばあちゃんやお母さんといったやわらかい雰囲気の声で、自分にとってはそこがカッコイイと思うところです。自分がまずプロになっていることが前提で、しかもその仕事をずっと続けられていないとおばちゃんの声にはなれません。自分にとってその声は洗練されたものなので、私も生涯現役を続けてその声になりたいと思っています。

全国大会(7/24〜 4日間)を控えて、何か準備はすすめていますか

中井:テスト期間ということもあり部活がありませんが、家では発声・滑舌といった基本の練習を毎日続けています。原稿読みをするというより、喉の筋肉が衰えないようにしています。

本当に聞き取りやすい声と話し方で、ずっと聞いていたいと思いました。
穏やかな口調の中にも、プロになりたいという熱い思いがたくさん詰まっていて、
自分の目標をしっかりと持っている凛とした表情もとても印象的でした。
写真をWEBで公開したいという申し出にも、
今からどんどん宣伝していただきたいのでぜひ!と快諾してくれました。
全国大会、応援しています

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