〜スタインウェイ・ピアノ♪ 触って感動!弾いて納得!〜
日時:2025年5月17日(土)
試弾会 10:00〜13:00 ミニコンサート 開場12:40 開演13:00(13:30まで)
場所:奈良県立高円芸術高等学校 芸術棟2階演奏ホール

奈良県のムジークフェストの行事にもなっており、
旗が立てられていました。
朝からあいにくの雨模様となりましたが、運営スタッフとして音楽科ピアノ専攻の生徒と音楽科教員の方々が、受付や案内、会場設営、コンサートの司会等に携わっており、来られる方々を笑顔で出迎えられていました。

ピアノ試弾会
全部で5組の方々が参加されました。
完全予約制となっており、1人20分の持ち時間内で演奏ホールのスタインウェイ・ピアノを思う存分弾くことができる貴重な時間。みなさんそれぞれに満喫されていました。





参加者の声♪
演奏してのご感想を何人かの方にお聞きできましたので、ご紹介いたします。
小学2年生
「(自分で弾いてみて)楽しかったです。(お兄さんが弾いている時に、ピアノのある舞台の上から)遠くで聴いたら響いていて、近くで聴いたらキレイだった。」
中学3年生
「でっかいピアノだから、家のピアノよりも響いて音がキレイで深い感じがして、弾きやすいと感じました。カンカンした音がなくてかなりいい音だと思いました。」
お父さんが見守られる中、2人が交互に、それぞれとても楽しそうに演奏され、互いの演奏を聴くことも楽しまれている様子でした。
今練習している曲を楽しそうに弾かれる方、発表会で弾いた曲等をこのピアノこのホールで演奏することへの意気込みを感じさせる、力のこもった演奏をする方等、それぞれの楽しみ方をされており、また、一緒に来られているご家族も聴きいったり、お子さんの姿を撮影したりと思い思いに過ごされ、スタインウェイ・ピアノを存分に楽しんでおられました。
小学5年生
「緊張する。音が大きいと思った。(鍵盤触った感じはどうやった?とお父さんが尋ねると)弾きやすい。(なんでかな?)鍵盤が軽い。」
こちらも、お父さんが見守られる中、発表会で演奏した曲を弾いたり、高校生のお兄さんとの連弾もされていました。

ミニコンサート


試弾会3年目である今年の1回目の会は、現在大学4年生の卒業生3人の出演という内容で、ミニコンサートが行われました。
〜Program〜
1.神林廉太郎
ショパン作曲 エチュード
Op.10-12革命 Op.25-12 大洋

2.吉良奈々香
ショパン作曲 エチュードOp.25-11木枯らし

3.佐久間芽生
ドビュッシー作曲 前奏曲集 第2集より 第5曲「ヒースの茂る荒れ地」

4. ♪1台6手連弾
ラフマニノフ作曲 6手のための3つの小品より ワルツ


ミニコンサートは、スタインウェイ・ピアノの音色を楽しむことができる、とても貴重な機会でした。
参加者の方々からは、
「ステキでした。最後の曲は知らなかったので楽しかったです。(1人の演奏者について)コンクールに出られていた方でその頃を知っていたので大人になられていて演奏もステキでした。」
「とてもよかった。ショパンの大好きな3曲を聴くことができた。最後のワルツもかわいい曲だった。プログラム内容のバランスもよく、時間も30分だと中学生の息子が聞くのにもちょうどよかった。」
「3人ともタッチが違う方だったので、色々な演奏が聞けてとてもよかった。」
といった感想をお聴きしました。
暮らしの中で、生演奏を聴く機会はなかなか作りにくいものですし、若手演奏家による心の熱くなる演奏に触れることができるこのミニコンサートは、身近に音楽を楽しむことができる貴重な機会であると感じ、私自身、この取材の機会を通してとても楽しませていただきました。
コンサートが終わる頃には雨も上がり、参加された方々も帰り道には今日の演奏の余韻に浸っておられたのではと思います。
また、試弾会は今年度あと2回開催されます。
高円芸術高校音楽科のこのような活動が、奈良の地で音楽芸術に多くの方が触れ、心豊かに過ごしていただける機会となりますことを、心から願っています。

今後のピアノ試弾会
第2回 2025年9月27日(土)
第3回 2025年11月1日(土)
対象:奈良県在住の方
時間:10:00〜13:00(要事前予約)
