2025年9月12日、高円祭2日目に開催された音楽科によるミュージカル♪塔の上のラプンツェル♪
音楽科の生徒がキャスト、演奏隊、コーラス隊だけでは無く 台本、編曲、大・小道具、衣装、照明など、このミュージカルに関わる全てのものを担当していました。
司会の方から「皆さんも一番楽しみにしているのではないでしょうか!?」と紹介され、ついにミュージカルがスタートしました。

次々と進んでいく物語に演奏隊・コーラス隊の音楽が組み込まれ、耳に残るメロディーや迫力のある演技、ダンスが満載で、一瞬でラプンツェルの世界に引き込まれました。





『塔の上のラプンツェル』をご存じの方は、写真を見ただけでそのシーンが分かるはず・・・!?

今年の高円祭のテーマは「高円祭、楽しいだけじゃだめですか?」だそうです。
“楽しさ”だけでなく、観覧していた生徒たちには“音楽科の生徒たちへの尊敬”や“感動”を、上演していた音楽科の生徒たちには“達成感”や“自信”を与えたのではないでしょうか。
🎤インタビュー🎤
音楽科の生徒全員がそれぞれの役割を持ち、生徒と先生方とみんなで作り上げたミュージカル。
公演を終えてすぐのキャストの方々に、練習から本番までの中で、思い出に残っていること、苦労されたこと等の感想をお聞きしました。
【ラプンツェル役】ミュージカルでは、パートが、キャスト、ダンサー、コーラス、演奏、照明・小道具と5つあるのですが、それぞれのパート練習では上手くできていても、全体であわせると上手くいかないということがあり本当に大変でした。特に、照明と合わせるのはとても難しかったです。
(役作りで工夫されたこと、苦労されたこととして)この役のために、髪をきりました!
「輝く未来」という曲のシーンは、特に大事にしたいと思っていた曲でとても感動するシーンなので、しっかり仕上げたいと思い心を込めて歌いました。感動をお届けできていたら嬉しいです。



練習の期間は、自分のやりたいことと他の人のやりたいことがちがって、ぶつかることも多かったのですが、それを乗り越えての舞台なのでやり切って、感慨深いなと思いました。すごくホッとしました。
観ていただいた方にも、裏方で支えていただいた方にも、一緒にやってきたみんなにも感謝しかないです。ありがとうございました。



おかあさんの役を演じることが難しく、どうしたらいいのだろうと思っていたのですが、講師の方がお手本を見せてくださって、そのおかげで演技が良くなったと思えました。
この役をやりたいと思ったのは、ゴーテルの歌がかっこよくて好きだったからだったのですが、その歌を思い切り歌うことができて本当に楽しかったです。



歌が専門ではないのですが、舞台をみんなで作り上げることは本当に素晴らしいと思いました。(舞台から見える景色は)こういう景色だったのだなと感動しました。
これから受験も控えていますが、この経験を自信にして、次につなげていきたいと思います。



自分の役は、出演は少ないけれど重要な場面で出てくる役だと感じていました。王様が魔法の花を取るシーンでも、どんな風に花を取るか等細かいところも考えて演じました。とても楽しかったです。



演奏したのは10曲なのですが、まずそれぞれの楽譜をつくるところからも大変で、また、それぞれのシーンの尺と入れたい曲の長さが違っていてそれを調整することにもとても苦労しました。
リハーサルで上手くいかないところがありどうなるかと思いましたが、本番でしっかりやり切ることができ本当によかったと思いました。
本当に早い時期からこのミュージカルのために準備し、何度も試行錯誤しながら作り上げ、迎えた本番は不安と緊張でいっぱいだったのではないかと思います。本番、本当に感動し 特に「輝く未来」のシーンでの灯りを持ち踊るダンサーの方々の優雅さと主役のお二人の歌声が今でも心に残っています。
生徒の皆さん、支えてくださった先生方、素敵なミュージカルを本当にありがとうございました。






